県内の10月の有効求人倍率は1.16倍で3カ月連続で下降しています。
佐賀労働局によりますと、県内で仕事を探す人1人に何件の求人があるかを示す有効求人倍率は、10月が1.16倍で前の月を0.05ポイント下回り、3カ月連続で下降しました。
景気が悪化しているわけではなく、最低賃金の引き上げにあわせ労働条件を
見直している企業が求人を一時止めているもので、
今後も短期的に求人数の減少が見込まれるとしています。
一方、高卒者向けの求人倍率は2.32倍で、前の年の同じ時期とほぼ横ばいの高い水準です。
また10月末点の就職内定率は、85.9%と前の年の同じ時期を上回り、
高い水準で推移しています。