事故を起こしたものの現場から逃走し、事故を申告しなかったとして、札幌市に住む会社役員の男が逮捕されました。
道路交通法違反(事故不申告)の疑いで逮捕されたのは、札幌市白石区に住む会社役員の男(46)です。
男は12月13日午前2時40分ごろ、中央区北1条西12丁目を運転中、赤信号を無視して交差点に進入しタクシーに衝突。
タクシーが弾みで対向車線のダンプカーと衝突する3台がらみの事故を起こしたものの、そのまま事故を申告せず、現場から逃走した疑いが持たれています。
警察によりますと、事故の数時後、男が交番に出頭。しかし、基準値を超えるアルコールが検知されたということです。
調べに男は「(事故を起こし逃走したことは)間違いない」と容疑を認めています。
警察は、男が運転時にも飲酒していた可能性があるとみて捜査し、出頭までの経緯や酒の量についても詳しく調べています。
この事故で、タクシーを運転していた60代の男性が首の痛みを訴えています。ダンプカーの男性運転手にケガはありませんでした。