「あの日のきょうにずきゅん」テレビ新広島、放送50年の歴史の中から、あの日のニュースを振り返ります。

今から47年前の1978年12月12日お歳暮シーズンを迎え広島市の県立産業会館に郵便局の分室が作られ小包の仕分け作業が急ピッチで進められました。

広島市南区にある県立産業会館では、トラックなどで次々に運ばれてくる小包を郵便局員にまじって主婦や学生のアルバイト40人が宛先ごとに手際よくさばいていました。

師走に入りお歳暮などの贈答品が急激に増えるこのシーズンになると広島中央郵便局内では処理が出来なくなり、普段はいろいろな催し物で賑わう産業会館が郵便小包の配送所に使われていました。

小包は、平常の2倍ぐらいの量になっていて、作業も急ピッチです。
しかし、1980年代に入ると郵便小包は民間の宅配便に押され、徐々に取扱量が減っていったということです。

(メモ)
広島県立産業会館は1970年に開館。現在の県立広島産業会館・東館にあたります。年末に開設されていた産業会館の郵便局分室は1974年に開始され80年代初めごろまで続いていたと思われます。(TSSでは1982年まで産業会館分室のニュースを放送)

テレビ新広島
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