海岸から1.3kmと沿岸部に位置し津波が心配される静岡県袋井市の幼稚園で12月11日、津波を想定した避難訓練が行なわれました。
浅羽南幼稚園で行われた訓練では地震を知らせる放送が流れると園児たちは防災頭巾をかぶって近くの津波避難タワーへと避難していきます。
園児たちは「泣かない・押さない戻らない」という先生との約束を守って一生懸命取り組んでいました。
園児:
(Q.地震が起きたらどうする?)にげる(Q.どこに逃げる?)たかいところ
浅羽南幼稚園・安間史恵 園長:
まずは子供たちが自分の命を守れるように、訓練を通してどう避難すればいいのか分かってもらいたい
この幼稚園では毎月1回訓練を行っていて、4月には避難完了までに10分程かかり泣き出してしまう子もいましたが、12月11日は落ち着いて行動し6分で避難できたということです。