12月8日に起きた青森県東方沖を震源とする最大震度6強の地震は、午後11時15分頃という“深夜”に発生しました。真冬の深夜に起きた地震にどう備えるべきでしょうか。

■死者数8万人増の想定も…「冬の深夜」の災害

この10年間で発生したマグニチュード7以上の大地震をまとめると、午後11時を超える深夜や未明が多いことがわかります。

2016年の熊本地震は、最大震度7の地震が2度続けて発生しましたが、1度目が午後9時26分、2度目が深夜1時25分と、夜から深夜の発生で暗い中の避難を余儀なくされた方も多くいました。

昼間の地震と深夜の地震、特に冬に発生した場合は被害が大きくなるという想定があります。

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甚大な被害を及ぼす「南海トラフ巨大地震」の国の被害想定では、夏の昼に起きた場合に比べて、冬の深夜に発生した場合は8万人余り死者数が増えるとしています。

真冬に起きた大地震といえば、阪神淡路大震災も、夜が明けきらない午前5時46分発災でした。

■感染症対策も忘れずに…冬の夜の地震にどう備える?

真冬の深夜に起きる地震に、どう備えれば良いのかをまとめました。

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▼家具を金具で固定するなど寝室を安全にする

▼懐中電灯やスリッパなどを枕元に置く

▼持ち出し用品に帽子や上着などの防寒具・使い捨てカイロ・アルミ製の防寒シートなどを加える

▼マスク・消毒液・ウエットティッシュなど感染症対策も忘れずに(寒い時期は風邪やインフルエンザが流行するため)

東海テレビ
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