12月9日朝、北海道森町で巡回中のハンターが、雪の上に残るクマの足跡を発見し、警察に通報しました。
9日午前9時20分ごろ、森町の駒ヶ岳付近をはパトロールしていたハンターが、クマの足跡を発見し、町役場に通報しました。
警察によりますと、雪の上に残されたクマの足跡は爪の形がわかるほどはっきりしていて、現場から南西方向に続いていました。
クマは1頭とみられ、前足の幅は14センチ、後ろ足の幅は13センチほどでした。
周辺では、これまで雪が降る前はクマの目撃情報が寄せられていましたが、降雪後に痕跡などが発見されたのは初めてだということです。
現場は、国道5号線やJRにほど近い町道付近で、住宅までは250メートルほどと近く、警察は、冬眠していないクマが徘徊しているとみて警戒を強めています。