3日昼すぎ、鹿児島市で住宅1棟を含むあわせて6棟が焼ける火事がありました。
この火事で住人の高齢女性が、ほほに軽いやけどを負いました。
轟木康陽記者
「現場周辺は白い煙が立ちこめていて、辺り一帯は焦げ臭いがします」
警察によりますと、3日午後0時半ごろ、鹿児島市東俣町で「倉庫が燃えている」と、持ち主の息子から消防に通報がありました。
この時間、鹿児島市には強風注意報が発表されていて、現場では強い風が吹く中で消火活動を実施。
火は約2時間50分後に消し止められましたが、鹿児島市東俣町の増満ミエ子さんの木造平屋の住宅1棟や空き家など、あわせて6棟が焼けました。
増満さんは1人暮らしで、出火当時、自宅の敷地内にいたところ火事に気付いて逃げ出しましたが、ほほに軽いやけどを負いました。
警察の聞き取りに対し、増満さんは午前中に自宅の敷地内で枯れ草を燃やしていたと話しているということです。
警察と消防は実況見分を行い、火事の原因などについて詳しく調べることにしています。