ひき逃げ事件の早期解決に向けて連携します。
県警と協定を結んだのは静岡運輸支局と自動車の製造や販売などに携わる5つの団体で組織する協議会です。
この協定により販売店や工場は事業所に設置された防犯カメラの映像を提供するほか、不審な車両が修理に持ち込まれた際、警察に連絡します。
また、静岡運輸支局は自動車の保安基準や車の故障歴など専門的な知識を提供するということです。
県自動車団体交通安全推進協議会・堀章弘 会長:
自動車5団体すべてが一致団結してやるということで、幅広く我々も情報を提供して、いろいろな支援を受けられる、協力の幅も広がってくると考えている
静岡運輸支局・小川賢二 支局長:
ひき逃げの捜査というよりひき逃げ事件を起こさない。起きた時も報告をしっかりとする、再発防止をする。そういったことに重点を置きながら取り組んでいきたい
県警によると事業所からの映像提供は手続きが煩雑で時間がかかることも多く、中には断られるケースも稀にあるため協定が果たす役割は大きいということです。