ローマ教皇レオ14世は28日、トルコ西部イズニクで、ニカイア公会議から1700年の記念式典に出席し、キリスト教徒の融和を訴えました。
ローマ教皇レオ14世は、キリスト教の正統教義を定めたニカイア公会議の開催から1700周年となる記念式典に、カトリック教会と分裂した東方正教会の指導者らと共に出席しました。
この中でレオ14世は、「戦争や暴力を正当化するために宗教を用いることを断固として拒否しなければならない」と述べ、すべてのキリスト教徒に団結を呼びかけました。
レオ14世は29日にイスタンブールで大規模なミサを行い、30日には平和のメッセージを発信するため、中東のレバノンに向かう予定です。