今年7月の参院選の敗北を受け空席となっている自民党県連の会長ポストについて、
来年5月まで空席の状態を続ける方向で調整されていることがわかりました。

自民党県連の会長ポストを巡っては、今年7月に行われた参院選の公認候補が落選したことを受け、当時会長だった橘慶一郎衆院議員が引責辞任し、およそ4カ月間空席となっています。

県連会長には国会議員が就くのが慣例となっていますが、複数の関係者によりますと、来年5月に開かれる県連の定期大会までは現在、米原蕃県議会議員が務める会長代行をトップとする体制を継続するということです。

県選出の自民党の国会議員は4人いて、野上浩太郎参院議員は政治資金パーティーの裏金問題を受けて去年2月に会長を辞任。

田畑裕明衆院議員は、不適切な党員登録問題で自民党県連の常任顧問を解任されています。

また、上田英俊衆院議員はBBTの取材に対し、参院選で地盤である県東部の得票数がふるわなかったことなどを理由に「会長就任は断っている」と話し、後任の人選が難航しているものとみられます。

富山テレビ
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