福島県福島市に住む30代の女性は、警視庁や岩手県警察本部の警察官などをかたる男からの電話をきっかけに、預金していた約1690万円を暗号資産に換え、指定されたアドレスに送金するなどしてだまし取られた。
また、福島県いわき市の80代の女性は、警察官などを名乗る複数の人物からの話を信じ、自宅の郵便ポストの下に2回現金を置き、合わせて840万円をだまし取られた。
いずれも、警察官をかたる者などが被害者に対し犯罪への関与が疑われているとして暗号資産や現金を要求する手口で、被害防止に向けて警察がホームページなどで注意を呼びかけている。