沖縄県内のNPO法人が、戦争と平和に向き合う取り組みとして、世界中の戦没者の名前を刻む世界版「平和の礎」の創設を、知事や総理大臣などに提案することを明らかにしました。
NPO法人世界版「平和の礎」を提案する会は、国籍や軍人・民間人の区別なく、24万人あまりの戦没者の名前が刻まれている沖縄の「平和の礎」をモデルに、インターネット上に世界中の戦没者を記録する事を目指しています。
戦争の悲惨さを可視化し、恒久平和の実現につなげるために、世界版「平和の礎」の創設を知事や総理大臣などに文書で提案することにしています。
NPO法人世界版「平和の礎」を提案する会 平良良昭 共同理事長:
戦争のない世界、恒久平和の時代へ、これは全世界の市民と自治体、国家国連が共同作業しなければ実現しません
平良共同理事長は「世界規模の共同作業を通して、平和に生きる権利の確立を目指したい」と意気込みました。