サッカーJ2V・ファーレン長崎は優勝とJ1自動昇格をかけ、29日にリーグ最終戦に臨みます。
決戦の地は徳島。
激戦必至の一戦を前に高木監督が意気込みを語りました。
前節、過去最多2万4人がホーム・ピースタに駆けつける中、V・ファーレン長崎は水戸との天王山を制し、再びJ2首位に躍り出ました。
29日の最終節で徳島に勝利すれば優勝。
引き分けでも、自力でJ1自動昇格を決めることができます。
アウェーで行われる運命の一戦を前に、27日、高木琢也監督が意気込みを語りました。
高木琢也 監督
「我々は首位にいて、自分たちの力でもぎ取ったもの。ここまで来た自信を選手たちは感じてやってほしい」
対戦する徳島は失点がリーグ最少の22と、GK 田中颯を中心とした堅い守備が持ち味です。
徳島も勝てば、J1自動昇格の可能性を残すだけに激しい戦いが予想されます。
高木琢也 監督
「（徳島は）イエローカードが一番多い。荒々しく、球際強く来ると思う」「1対1の局面で、勝負で負けてしまうと何も起きない。そこがいちばん大事な要素」
前半戦を終えた時点では8位（7勝7分け5敗）と、決して順風満帆ではなかった今シーズン。
チーム、サポーターと長崎の町が一丸となって、なんとか目標に手をかけました。
山口 蛍 主将
「最終節 徳島アウェーだが、しっかり勝ってJ2優勝してJ1に行きましょう」
県内では、長崎市役所のほか、諫早市や雲仙市など6カ所でパブリックビューイングが開催されます。
徳島のスタジアムのアウェー席も完売していて、残り90分をオール長崎で戦います。
高木 監督
「こんなに何も決まらないシーズンは初めて。これも受け入れて最後は勝つしかない」「応援してよかったとか、誇りを持てるチームだということを実証したい」
運命の徳島戦は29日午後2時キックオフです。
V・ファーレンは総得点が62でリーグ1位、リーグ最少失点の徳島とは“ほこたてマッチ”に。
得点ランク1位の19ゴールを挙げているマテウスジェズスを中心に崩してほしい。
