◆旧岡山運輸支局跡地…スーパー「マルナカ」など展開する「フジ」が落札
岡山市中区高屋の旧岡山運輸支局の庁舎と職員宿舎跡地の(国の留保財産)一般競争入札で、スーパーの「マルナカ」などを展開する、広島市の「フジ」が落札しました。
財務省中国財務局が発表したものです。跡地の敷地面積は約9180平方メートルで、2026年1月1日から30年間、フジに貸し付けます。
この土地の南隣にはフジが運営する「マルナカ高屋店」がすでにあり、財務局が発表したフジの計画概要によりますと、この土地で地域住民などのライフスタイルに合わせた店舗の整備と、地域住民との交流イベントができるスペースを整備する計画です。
◆新店舗は2028年3月の開店を予定
また、災害時には一時避難場所として駐車場を提供するほか、自治体の防災啓発事業にも協力するとしています。2026年8月の着工、2028年3月の開店を予定しています。
国の留保財産は、有用性が高く希少な国有地について、将来世代の地域・社会のニーズにも対応するため、国が所有権を留保しつつ、定期借地権による貸付けを行うものです。