犯人や行方不明者の捜索にあたる嘱託警察犬の来年度の審査会が、宮崎市で開かれました。
嘱託警察犬は、普段は一般家庭や民間の訓練所などで飼育されていて、県警の要請で出動します。
審査会には、来年度の嘱託警察犬を目指すおよそ40頭が参加しました。
(オカファーエニス豪アナウンサー)
「今からこちらの犬がにおいをたどる審査をしますが、少し緊張した様子ですね」
足跡追及審査では、においを手がかりに犯人や行方不明者が移動した経路をたどります。
(オカファーエニス豪アナウンサー)
「においをたどって、見事嗅ぎ当てました」
遺留品を見つけ出し、日ごろの訓練の成果を披露しました。
(飼育している人は)
「ご苦労さん。毎日、朝昼晩練習しています。(普段は)優しい。しっかりにおいを嗅いで探してもらいたい」
(県警本部刑事部鑑識課 甲斐育世課長補佐)
「賢いですよ。現場で活躍していただける警察犬の飼育に尽力していただきたい」
県警によりますと、今年1月から10月までに、犯人や行方不明者の捜索などで78件に嘱託警察犬が出動しました。
11月26日の審査で合格した嘱託警察犬の任期は来年4月から1年間です。