「犯罪被害者週間」の初日に当たる11月25日、犯罪の被害者を支援する県内の機関による会議が岩手県盛岡市で開かれ、現在の取り組み状況などを共有しました。

県警本部で開かれた会議には県やいわて被害者支援センターなど35の団体が出席しました。

犯罪被害者は周囲の心無い言動などで二次的な被害に苦しめられるケースがあり、政府は国民に理解を深めてもらおうと、11月25日からの1週間を犯罪被害者週間に定めています。

会議では盛岡市の担当者が2025年4月「犯罪被害者等支援条例」が施行され、市が設置した「総合支援窓口」には、これまでに15件の相談が寄せられていることを紹介しました。

県警県民課 戸来詳浩次長
「関係機関でさらに連携を強化し、犯罪被害者に重層的で途切れのない支援ができるよう取り組んでいく」

また警察庁による講演も行われ、警察や県・市町村などが一体となって支援にあたる「多機関ワンストップサービス」と呼ばれる仕組みについて説明されました。

出席者は支援の質を高めるため連携していくことを確認していました。

岩手めんこいテレビ
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