乳がん検診の啓発活動「ピンクリボン運動」を行うボランティア団体に、岩手県内の飲料メーカーとスーパーが寄付金を贈りました。

贈呈式では「いわてピンクリボンの会」に、みちのくコカ・コーラボトリングとベルジョイスの代表者から寄付金約26万円の目録が手渡されました。

この2社は2018年から乳がんに関する正しい知識を広め、乳がん検診の受診を呼びかける「ピンクリボン運動」の支援に取り組んでいます。

今回は乳がん月間の10月にベルジョイス各店で購入されたみちのくコカ・コーラボトリングの対象商品1本につき2円を寄付に充てました。

いわてピンクリボンの会 太田睦子会長
「(女性の)9人に1人が乳がんにかかるという時代、乳がんがまだ増え続けている状態。できるだけ早く見つけて命を守る。そういう行動につなげていきたい」

国の調査によりますと、県内では2022年、40歳以上の女性の乳がん検診の受診率が38.9%にとどまっていて、今回の寄付金は啓発のためのイベントなどに役立てられるということです。

岩手めんこいテレビ
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