大分県大分市佐賀関で起きた大規模な火災は25日で発生から1週間です。

依然として鎮火には至っておらず、避難所となっている佐賀関市民センターには100人以上が身を寄せています。

こうした中、避難所に移動式の温泉施設が設置され、25日夕方、早速入浴を楽しむ人たちの姿が見られました。

佐賀関の避難所の近くに設置された大きなテント。移動式の温泉施設です。

中には湯舟があり、お湯は別府の温泉。

25日夕方から利用できるようになり、早速、入浴を楽しむ人たちの姿が見られました。

◆利用者
「湯加減がいい、別府の温泉だからいい」

(Q湯加減は)
「最高、毎日入る。久しぶりで気持ちよかった」

この移動式の温泉施設は2024年1月の能登半島地震の被災地にも設置され、石川県の被災者たちにも癒しを届けていました。

お湯がくみ上げられるのは別府市の観海寺温泉。保温タンクを乗せたトラックで毎日11トンを運びます。

移動式温泉施設は12月4日まで毎日利用できます。

ただ、避難所でインフルエンザが流行していることから、現在は一度に入浴できる人数を男女それぞれ5人程度としてます。

テレビ大分
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