宮城県蔵王町の小学校では、仙台牛や児童たちが育てた野菜を使った給食が提供されました。
香ばしく焼かれる仙台牛。家庭科室で腕を振るうのは、フランス料理のシェフです。
蔵王町の平沢小学校では食育の一環として毎年この時期に、地元の食材を使った給食が提供されています。
使用されているサツマイモやジャガイモは、児童が育てたもの。待ちわびた児童たちは料理が乗ったトレーを受け取り、いよいよ給食の時間です。
「おいしい給食いただきます」
児童たちは自分たちが育てた野菜や仙台牛の味を噛みしめながら、おいしそうに食べていました。
児童
「最高です。とってもおいしいからずっと続けてほしい」
「普段食べられないから、こういう機会があってうれしい」
「お肉もとても柔らかくておいしかったし、サツマイモや自分たちで作ったジャガイモも甘かったし、平沢に生まれてよかった」
また、児童たちは給食の前にJAの職員などから、野菜の育て方についても学びました。