国土交通省が4車線化などの整備を進めている国道46号線「盛岡西バイパス」は、すべての工事が11月29日に完了します。
全線開通を前に25日に現地で説明会が開かれました。
25日は岩手河川国道事務所が地域住民などを対象に工事の概要を説明しました。
1984年から整備が始まった国道46号線盛岡西バイパスは、東北道・盛岡インターチェンジから盛南地区までを結ぶ延長7.8kmの道路です。
このうち延長3.6kmの区間で2014年から4車線化の工事を開始、約41年を経て11月29日に全ての工事が完了します。
盛岡西バイパスの整備の総事業費は約384億円に上ります。
岩手河川国道事務所によりますと、工事が実施された区間は国が直接維持管理する県内の国道で最も混雑していて、渋滞の緩和などに期待が寄せられています。
岩手河川国道事務所 清橋秀聡副所長
「盛岡の北側と南側の行き来がスムーズになるので、市民の生活や経済活動に大きな効果があるのではないか」
盛岡西バイパスは11月29日の午前5時に全線開通します。