(吉井庸二気象予報士が解説)午後5時40分現在
◆きょう25日(火)の気温
南西部を中心に10℃を超えたところが多くなりました。
松前町は13.2℃、函館は12.9℃と、11月上旬並みになりました。
札幌は9.8℃まで気温が上がりました。
◆今の積雪(きょう25日午後4時現在)
先週は、大雪になったところもありましたが、
多くの地点で積雪は一旦0センチになっています。
雪が残っているのは、内陸の7地点で、層雲峡以外は今週中には一旦雪は解けそうです。
◆雨雲と雪雲の予想(きょう25日午後7時~あす26日午後3時)
今夜、道南は局地的に雨が降りそうです。
雨のエリアは狭いですが、大気の状態が不安定なので落雷にはご注意ください。
また、オホーツク海側は、あすにかけて内陸部でみぞれや雪が降りそうです。
降雪量は多い所でも5センチの予想です。
積もったとしてもすぐに解ける淡雪となりそうです。
◆あすの天気と気温
オホーツク海側と道央は雲が広がりやすくなりそうです。
オホーツク海側の雪は昼までで、午後は次第にやみそうです。
北風が吹いて気温が上がらず、稚内や北見の最高気温は3℃の予想です。
太平洋側は、晴れて、函館や室蘭は10℃以上となりそうです。
◆札幌の10日間予報 26日(水)~12月5日(金)
今週は、気温が平年より高めの予想で、札幌中心部では雪が積もることはなさそうです。
一方、来週になると、最高気温でも5℃に届かず、平年を下回る寒さとなりそうです。
◆雪雲予想
・28日(金)~29日(土)
日本海側で雪が降り、道北を中心に積雪となりそうです。
29日(土)の朝は雪かきが必要となりそうです。
・12月1日(月)~2日(火)
強い寒気で大雪になる恐れもあります。
道北は平地でも根雪になるところがありそうです。
・4日(木)~5日(金)
来週後半は札幌でも積雪となりそうです。
まだ、札幌は根雪にはならないとみていますが、雪かきは必要となりそうです。
できるだけ今週のうちに冬支度は済ませておきましょう。
※訂正:画面に「札幌も根雪」とありますが、正しくは「札幌も積雪」です。
◆週間予報 26日(水)~12月2日(火)
・道央と道南
来週にかけて天気は変わりやすくなりそうです。
あさって27日(木)夜から雨が降り、
28日(金)は風も強まり、荒れた天気になる可能性があります。
来週は強い寒気が流れ込み、12月2日(火)は、日本海側の平地でも雪が積もりそうです。
・道北と道東
28日(金)の午後から29日(土)は、一時的に冬型の気圧配置が強まり、
道北で再び雪が積もりそうです。
来週は、道北を中心に雪の降る日が多くなりそうです。
来週は、本格的な冬がやってきます。
冬靴やダウンジャケットなど準備していない方は、
今週のうちに準備しておくといいでしょう。
◆3か月予報 (12月~2026年2月)
きょう気象庁から発表された最新の3か月予報(12月~2月)冬の見通しです。
気温は「並か高く」、降水量と日本海側の降雪は「並」となる予想。
特徴としては、今年は3年連続で暖冬傾向となる見込み。
冬型はあまり長続きしない予想なので、メリハリのある天気となりそうです。