これまで20代の男4人が逮捕された、札幌市手稲区のブランドショップで9月に起きた強盗傷害事件で、警察は新たに札幌市東区に住む自称・投資家の男(27)を建造物侵入と強盗傷害の疑いで逮捕しました。

 男はほかの4人の男と共謀し、2025年9月1日午後6時40分ごろ、札幌市手稲区新発寒のブランドショップに侵入、店内にいた男性従業員の顔を殴るなどの暴行を加え、現金約35万円のほか、腕時計など74点(販売価格合計約1200万円)と金庫など35点(時価合計約5万円)を奪った疑いが持たれています。

 男性従業員は右眼下底骨折、頭部・胸部の打撲などの重傷です。

 事件後の防犯カメラの映像などから、男の関与が浮上し11月25日に逮捕に至りました。

 事件をめぐっては2025年10月28日から31日にかけて、会社員の男(27)、無職の男(24)、アルバイトの男(24)の計3人がすでに逮捕され、11月6日には無職の男(24)も逮捕されていました。

 今回、逮捕された男は実行犯ではないものの、一部の容疑者と面識があり、事件に関与したとみられています。

 警察は男の認否を明らかにしていません。

 警察は詳しい役割分担や、関係性などを慎重に捜査しています。

北海道文化放送
北海道文化放送

北海道の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。