鹿児島・指宿市の市立指宿商業高校の恒例行事「指商デパート」が2025年も11月30日に開催されます。学校のマスコットをあしらったキャラ弁が販売されるほか抽選会も予定されています。
35回目の開催 仕入れや出店交渉など生徒が担当
指商デパートは指宿商業高校をひとつの企業に見立て、業者との交渉や商品の仕入れなどをすべて生徒が担当します。
35回目の開催となる2025年は14店舗が出店します。地元産のさつま揚げや農産物、観葉植物などが販売されるほか、韓国や中国で生産されたキムチやシューマイなども販売されます。
今回は生徒がアイデアを出し地元の業者とコラボした6種類の弁当が販売されますが、学校のマスコットキャラクター「いぶちゃん」と「しょうくん」をあしらったキャラ弁も登場するということです。
またキッチンカー10台とマルシェ15ブースも出店する予定です。
このほか、1回の支払い1000円で抽選券が1枚配布され、ペア宿泊券や黒豚しゃぶしゃぶ肉などが当たるチャンスもあります。
売り上げ目標550万円! 中国語や韓国語での接客も
「営業部」と「広報部」の3年生によると、前年を上回る550万円の売り上げを目指すということです。
ちなみに、インバウンド需要に対応しようと「いらっしゃいませ」「お待たせしました」など10種類の接客用語について、英語、中国語、韓国語でも対応することにしているそうです。
35回目の指商デパートは11月30日午前10時から午後1時半まで“営業”されます。