2022年に安倍元総理を手製の銃で撃って殺害した罪などに問われている山上徹也被告(45)の裁判員裁判は、25日午後1時過ぎから11回目の裁判が始まり、2回目の被告人質問が実施されています。
山上被告は2018年に岡山県で旧統一教会の韓鶴子総裁の娘を催涙スプレーとナイフで襲撃しようとしたものの、「ボディーガードと歩いているのを見て見送った」と説明。
「ナイフと催涙スプレーで実行できなかったのは、対象と距離を取れば発砲でできたりすると考えた。ナイフで刺すのは心理的抵抗があるので、距離をとるのは銃がいいと」と銃を利用して教団関係者の襲撃することを考え始めたと明かしました。