岡山市が進める新アリーナ構想で、岡山市の大森雅夫市長は、約2億円の関連経費を盛り込んだ補正予算案を11月28日に開会する市議会に提案すると発表しました。

(大森雅夫市長)
「 アリーナ整備事業 われわれとしては事業化を決断した。」

◆アリーナ関連経費は2億680万円

岡山市によりますと、11月補正予算案に盛り込んだアリーナ関連経費は、2億680万円です。建設予定地の地質調査や測量に4800万円。周辺道路の整備に関わる費用に5000万円余り。企業からの寄付金を集める会社への業務委託費用に2750万円。コンサルティング会社とのアドバイザリー契約に8000万円となっています。

◆大森市長「早めに事業化を決めれば寄付も早くもらえるのでは…」

また、50億円を目標に企業からの寄付金を集めていきますが、その寄付金を基金として2025年度は2億5000万円積み立てることを盛り込んでいます。寄付金はこれまでに約27億円に上っているということです。

(大森雅夫市長)
「事業化されれば寄付するという企業もあった。早めに事業化を決めれば寄付も早く もらえるのではないかと思い、現在に至る。」

◆2032年度中の完成目指す

新アリーナは、経済界やスポーツ界の要望を受け、岡山市が北区野田の市が所有する土地に建設を計画しているもので、2032年度中の完成を目指します。

岡山市は11月28日に開会する11月定例市議会に補正予算案を提案し、議会で可決されれば、本格的にアリーナ整備事業が動き出します。

岡山放送
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