国土交通省中国運輸局岡山運輸支局は11月25日、岡山県和気町で23日の午前7時から10時にかけて、警察などと合同で街頭車両検査を行った結果、爆音などの不正改造車5台に整備命令書を交付したと発表しました。
この日近くで開催された旧車イベントに合わせて行われた街頭検査では、二輪車16台、車4台の計20台を検査しました。その結果、不正に改造されていた5台(二輪車4台、車1台)を見つけ、整備命令書を交付したということです。
◆整備命令書が出た車両は…
基準不適合のマフラーの装着や、車への着色フィルムの貼付などが確認されたということです。この命令書を受けた車両の持ち主は必要な整備を行い、最寄りの運輸支局などで確認を受ける必要があります。
今回、整備命令書が出た車両は排気音が99デシベル以下の音量規制値に対し、102デシベルから108デシベルだったということです。
この検査は騒音をまき散らす暴走行為の防止対策として行われたもので、岡山運輸支局では「引き続き関係機関と連携し、不正改造車の排除に取り組み、平穏な生活環境を確保してまいります」とコメントしています。