江戸時代から約390年続く八代妙見祭。祭りのクライマックスとなるのは毎年11月23日に行われる神幸行列のお上りで、23日は午前7時30分に獅子を先頭に塩屋八幡宮を出発しました。
神幸行列は40の出し物に1700人が参加し時代絵巻を再現するものでユネスコの無形文化遺産にも登録されています。
市内を約6キロにわたり練り歩いた行列は正午ごろに祭りのメイン会場の砥崎河原に到着。
会場では獅子舞の演武につづいて水しぶきを上げ疾走する神馬。そして山車の上に
各町内のシンボルをのせた豪華けんらんな笠鉾などが次々と登場しました。
そして祭りの呼び物でガメの愛称で知られる亀蛇が姿を現すと会場の盛り上がりも
最高潮に。
「よいしょ」「よいしょ」の掛け声にあわせガメがくるくると回転したり水しぶきをあげながら観客席を駆け上がると観客からは大きな歓声が上がっていました。
【東京から】
「楽しかった。ちょっと怖かったけど」
【熊本市から】
「活気と熱気が最高です」
【福岡から】
「ガメが頑張ってた」
【地元住民】
「(8月の記録的大雨で)被災したけど、早く復興して平穏な日常が来るように祭りがそのきっかけになれば」
今年は連休中日ということもあり約16万人が見物した八代妙見祭。参加者たちは祭りの発展とともに8月の記録的大雨からの復興も願っていました。