富山新港の東西を無料のフェリーが結ぶ県営渡船は、運航体制を見直すためタクシーで代行する社会実験が行われました。
23日行われた社会実験は今月16日に続いて2日目で、富山新港の堀岡、越ノ潟発着場を無料のフェリーに代わってジャンボタクシーが結びます。
23日は1日で24往復のタクシー運行が行われ、観光客や地元の人などが利用していました。
Q)船とバスどちらがいい?
*利用した人は
「船がいい。船は渡る時間が約10分、バス(タクシー)は15~20分」
*利用した人は
「船がいい、便利」
Q)乗り心地は?
*利用した人は
「タクシーがいい」
県によりますと、県営渡船の船員14人の平均年齢が70歳と高齢化し、運航に必要なスタッフの確保が難しくなっていて、県の行革委員会も代替手段が確保されれば、フェリーの廃止を検討すべきと提言しています。
県は社会実験の結果を踏まえ、運航体制の見直しについて地元と協議することにしています。