来年春に行われる金沢市長選挙に自民党の田中敬人県議が離党して立候補する意向を固めました。
来年春の金沢市長選挙に立候補する意向を固めたのは自民党の田中敬人県議です。
田中県議によりますと県議会12月定例会が終わったのち、離党届を提出し正式に立候補を表明する考えだということです。
田中県議は11月2日に開かれた自民党金沢支部の役員会で出馬の意欲を示していましたが金沢支部は「党を割るようなことをすべきでない」などとして現職の村山卓氏の推薦を決定していました。
田中県議は石川テレビの取材に対し「今の市長は歴代の市長が培ってきたまちづくりに対する哲学が薄く物足りなさを感じている」「現場をよく知る者が市政を担うべきだと強く思った」とコメントしています。
このほか、市長選には共産党などでつくる「市民本位の金沢市政を作る会」の中内晃子代表委員と旧統一教会、世界平和統一家庭連合の徳野英治元会長が立候補を表明しています。