J2残留に向け正念場のカターレ富山は、23日に劇的な勝利で残留に望みをつなぎました。
負ければJ3降格が決まる崖っぷちの対戦。アウェーで甲府と対戦したカターレは、前半から積極的な攻撃を仕掛けますが甲府の硬い守りをなかなか破ることができません。
後半も両チーム得点がないままアディショナルタイムへ。
試合終了間際でした。
左のコーナーキックからゴール前で混戦となりますが、最後はディフェンダーの香川が執念で押し込みゴール。
土壇場で接戦を制したカターレが1対0で勝利を収めました。執念が実った劇的な勝利でした。
J3降格圏ながら18位に浮上したカターレ。残留を争っている17位の熊本が23日引き分けたため勝ち点差は2に縮まり、今節でのJ3降格を回避。残留争いの行方は最終戦に持ち越しとなりました。
J2残留の条件です、勝ち点差は「2」です。最終戦カターレには「勝利」しかありません。
熊本が敗れれば逆転での残留が決まり、熊本が引き分けた場合は勝ち点で並び得失点差の勝負となりますが、この場合はカターレが3点差以上で勝つことが求められるためかなり厳しい条件となります。
最終戦は今週29日土曜日、ホーム県総合運動公園陸上競技場で14位の秋田と対戦です。