農家の所得補償などを訴えるコメ農家や酪農家が「令和の百姓一揆」と称してデモ行進を行いました。
「農家を守ろう。今、動かなくちゃ」
広島市で行われたデモ行進。
その名も「令和の百姓一揆」。
県内では今年7月の北広島町に続き2回目の実施で、農家や市民ら100人がトラクターなどとおよそ3キロの距離を、1時間半かけて行進しました。
一行は、高齢化や後継者不足にあえぐ農家の実情を訴えると共に、欧米並みの農家への所得補償の実現や食料自給率の向上などを呼びかけました。
【令和の百姓一揆ひろしま実行委員会・西原美和実行委員長】
「広島県は自然豊かな土地なんです。その(農家の)大変さが豊かさの種類を生んでいる。ひとりひとりの農家さんが言われていることに耳を傾けてほしい」
「令和の百姓一揆」と称したこのデモ行進は今年3月に、農業従事者が東京で30台のトラクターを走らせたのを皮切りに全国各地でも行われているということです。