佐賀市の県立美術館で開かれている特別展「売茶翁と若冲」。24日の最終日を前に朝から多くの人が訪れています。
この展示会は佐賀で生まれ煎茶の祖といわれる売茶翁と、江戸時代の画家・伊藤若冲の交流を紹介するものです。会場には2人の関係性を示す掛け軸や書、茶を点てる道具などおよそ130点が展示されています。こちらは茶旗(ちゃばた)「清風通仙亭(せいふうつうせんてい)」。売茶翁が茶席・通仙亭の店先に掲げていた旗で、後期展示の目玉の一つとなっています。
最終日を前に23日は開館から多くの人が訪れ、ひとつひとつじっくりと鑑賞していました。
【来場者】「鳥の絵や魚の絵があって冬の絵などいろいろあって素敵」「とても迫力のある絵が間近でみられたのでそれがすごくよかった」
特別展「売茶翁と若冲」は佐賀市の県立美術館で24日まで開かれています。