秋田県中央部の警察署に勤務する60代の男性巡査部長が、拳銃を個人用のロッカーに保管していたとして処分を受けました。県警では拳銃を不適切に扱う事案が相次いでいます。
10月31日付で本部長注意を受けたのは、県中央部の警察署に勤務する60代の男性巡査部長です。
男性巡査部長は10月、本来保管庫に入れるべき拳銃を自分の個人ロッカーに入れて退勤し、約1時間不適切に保管しました。同僚が男性巡査部長の拳銃だけが保管庫にないことに気がつき、発覚しました。
男性巡査部長は「迷惑をかけて申し訳ない」と話しているということです。
県警では、6月に県中央部の警察署で30代の男性巡査部長が個人用のロッカーに拳銃を保管していたほか、県北部の警察署でも40代の男性巡査長が、本来保管すべき場所でないところに拳銃を保管して処分されるなど、拳銃を不適切に扱う事案が相次いでいます。