秋の有田陶磁器まつりに合わせ21日、今右衛門窯で普段は見られない薪窯が一般公開されました。
薪窯の一般公開は、20日から始まった秋の有田陶磁器まつりに合わせて有田観光協会が毎年行っているものです。
21日は今右衛門窯で職人が赤松の薪を窯に入れるせめ焚きという工程が公開されました。
県の内外や海外から訪れた約60人の見学客は説明を聞いたりスマホで写真を撮ったりしながら伝統のある窯の様子や燃え上がる炎を熱心に見つめていました。
【イギリスから】
「はたらく人たちもあの熱い薪をくべるのが大変なんだなぁ、って。すごく時間のかかるお仕事で。とても良かったです」
【町内から】
「薪を入れた途端に炎がボーッっと出てくるっていうのはかっこいいっていうか、すごいなあって」
秋の有田陶磁器まつりは来週の月曜日まで開かれていて、薪窯の公開は23日まで日替わりで合わせて3つの窯元で行われます。