まるで真冬の光景だ。
札幌市北区では11月17日夜から30センチ以上の大雪になり、11月とは思えないホワイトアウトも現れた。
「札幌市内では朝から激しく雪が降り続いています。風もかなり冷たく、立っているだけでもつらいような状況です」(板橋未悠アナウンサー)

ひと晩で“銀世界”に様変わり
11月18日午前、札幌市北区や東区では吹雪で道の先が見えなくなるホワイトアウトに。
ひと晩で一気に真冬の景色に変わった。

「こちらの住宅では、家の前の階段まで雪で覆いつくされて、家から出るのも難しそうな状態です」(板橋アナウンサー)

北区では17日夜から30センチ以上の大雪に。

1月並みの寒気が北海道の上空に
この突然の大雪に、住民も戸惑いながら雪かきを進めていた。
「朝起きたら、外見てびっくりしました。車出さなきゃいけないですけども、でも全然出せなくて困ってます」
「今年は特に早いかと思います」
「大変です。突然こんなに降られたら」
「(Q.足元は大丈夫ですか?)大丈夫、大丈夫。気をつけて行ってきます」(いずれも札幌市民)

北海道の上空には1月並みの強い寒気が入り、日本海側では広い範囲で雪が降っている。
「一気に降られたらね。少しずつ降るならいいけど。かなりこたえます」

「重いの!雪が重いんですよ、すごく重いんですよ。髪についたらべちゃべちゃになりますもんね」(ともに夕張市民)

旭川は今季初の真冬日
道内で最も雪が降ったのは夕張市だ。
17日から56センチの雪が降り、12時間の降雪量は11月としては記録的に多くなった。

この雪の影響で、JRは札幌―旭川間の特急を含む31本が運休している。
雪だけでなく寒さも厳しく、旭川市の最高気温は氷点下0.7度と今シーズン初めての真冬日となった。

道内は11月19日午前中までは雪が降りやすく、氷点下の冷え込みとなるためスリップや転倒に十分注意が必要だ。
