次の衆議院選挙に向けて、自民党県連は福井2区の党公認候補者を公募で決定する方針を検討していることが、関係者への取材で分かりました。
衆議院選挙福井2区をめぐっては、これまで高木毅氏が自民党の公認候補として福井2区の党支部長を務めてきました。
しかし、高木氏は去年10月の衆院選で落選し、これに伴い福井2区の党支部長も空席となっています。
自民党県連の複数の関係者によりますと、「政治とカネ」の問題で自民党に逆風が吹く中、候補者を公募することで若手や女性など幅広い人材が挑戦できる環境を整え、党の刷新につなげる狙いがあるということです。
今後、選考基準や選定方法など細かな手続きを議論していくということです。
自民党県連では、2012年の参議院選挙で福井県選挙区の公認候補を公募した実績があり、今回、実現すれば衆議院選挙では党県連として初めてとなります。