岩手県盛岡市の酒蔵で、2025年の新米を使って仕込んだ新酒ができ上がり、11月17日から出荷が始まりました。

創業155年の盛岡市の酒蔵・あさ開では、11月17日、軒先に新酒の完成を知らせる青々とした「杉玉」が吊るされました。

あさ開では2025年収穫された県産の新米「銀河のしずく」と、酒蔵の近くに湧く「大慈清水」を使って仕込んだ「純米新酒」の瓶詰め作業を13日に行いました。

この純米新酒は加熱殺菌をせず生のまま瓶詰めをしていて、搾りたてのフレッシュな味に仕上がったということです。

あさ開杜氏 浦田聖さん
「今年の純米新酒はより味わいが感じられるお酒になっている。後味のキレがすっきりめになっている」

純米新酒は、17日から一升瓶と四合瓶合わせて6800本限定で出荷され、県内のスーパーなどには19日ごろから並ぶ予定です。

岩手めんこいテレビ
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