11月16日、宮城県大崎市で木造平屋の集合住宅が全焼する火事があり、焼け跡から1人の遺体が見つかりました。
火事があったのは、大崎市岩出山下野目の集合住宅で、16日午後5時半ごろ、近くに住む人から「爆発音がして、建物が燃えている」と119番通報がありました。
火はおよそ1時間半後に消し止められましたが、木造平屋の集合住宅1棟が全焼し、焼け跡から身元や性別の分からない1人の遺体が発見されました。
警察によりますと、この集合住宅には2世帯が入っていて、火元とみられる部屋に1人で住んでいる、今野英和さん(68歳)と連絡が取れていないということです。
もう1世帯の住人は逃げて無事でした。警察は遺体は今野さんとみて身元の確認を急いでいます。
一方、16日は東松島市矢本のアパートでも火事がありました。
焼け跡から身元や性別の分からない1人の遺体が見つかっていましたが、この遺体について警察は火元の部屋に住む西村良子さん(71歳)だったと発表しました。
また、西村さんと同居する親族とみられる20代の男性は煙を吸ってけがをしましたが、命に別条はないということです。
警察が火の出た原因を調べています。