2025年はオーロラ観測の“当たり年”となっていますが、宇宙からの“絶景”が話題になっています。
先週12日に北海道・余市町で観測された「低緯度オーロラ」。
「低緯度オーロラ」は、太陽の爆発現象「太陽フレア」に伴う強い磁気嵐で、普段より低い緯度でオーロラが発生する現象のこと。
北海道各地では北の空が赤く染まりました。
北海道・陸別町 銀河の森天文台 津田浩之館長:
Xクラスという最大級の爆発が3回あって、3回のフレアで今回の低緯度オーロラにつながる大きな磁気嵐に発達した。いま頻繁に、何カ月かおきにこういった(フレア)現象が起きている。
2024年から2025年にかけては、11年ぶりのオーロラ観測の“当たり年”となっていて、12日には富山などでも撮影されました。
引き続き太陽活動は活発な状態となっていて、今後も観測するチャンスはありそうです。
こうした中、大きな反響を呼んでいる映像があります。
それが、ISS(国際宇宙ステーション)に滞在中の油井亀美也宇宙飛行士がXに投稿した映像。
地球の周りを赤やエメラルドグリーンの光が揺らめく様子が映っていて、油井宇宙飛行士は「とても美しいです」と紹介しています。
この投稿には「パワーのあるオーロラ」「いつか生で見てみたい」といった反響が。
油井さんはこれまでにも「レモン彗星」など、話題の天体ショーを宇宙から投稿しています。