ウクライナの首都キーウが14日、ロシア軍の大規模攻撃を受け、これまでに4人が死亡、29人が負傷しました。

ウクライナ空軍によりますと、ロシア軍は13日夜から14日朝にかけて首都キーウや北東部ハルキウ州など5つの地域に、ミサイル19発とドローン約430機で攻撃しました。

キーウのクリチコ市長によりますと、医療施設や交通インフラ、集合住宅などが被害を受け、これまでに4人が死亡し、子供2人を含む29人が負傷しました。

キーウにあるアゼルバイジャン大使館も被害を受けたということです。

ゼレンスキー大統領は自身のSNSで「民間に最大の被害を与えることが目的の攻撃だ」と強く非難し、防空強化には迎撃ミサイルの追加が欠かせないとしてアメリカとヨーロッパにさらなる支援を求めました。

一方、ウクライナも、ロシアのインフラを狙った攻撃を行っていて、ウクライナ軍参謀本部は13日、ロシア領内やロシアが占領する地域の石油貯蔵施設など数十の拠点を、国産の巡航ミサイル「フラミンゴ」などで攻撃したと発表しました。

冬を控えてロシアとウクライナ双方によるインフラ攻撃の応酬が続いています。

フジテレビ
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国際取材部
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