毎週木曜日にお伝えしています『WeekenDどう?』。
11月14日からの金土日、週末を楽しむヒントをお伝えします。
福島睦アナウンサー:
けさの最低気温、山陰地方の16の地点で10℃を下回りました。
季節が冬へと駆け足で進んでいくのを感じます。
秋の夜長といいますが、この週末はこんな楽しみ方はいかがでしょうか?
きょうのテーマは「怪談と歴史を照らすほの灯り」。
テレビドラマの放送で注目、小泉八雲ゆかりの松江市のお寺で開催中、今だけのライトアップイベントです。
福島睦アナウンサー:
松江藩歴代藩主が眠る松江市の月照寺です。小泉八雲も愛したとされるこの寺院、連続テレビドラマの放送を受け、いま脚光を浴びています。
松江藩主・松平家の菩提寺、月照寺。
境内にある「大亀像」は八雲が書いた『怪談』で紹介されたことから、八雲と妻・セツゆかりの地として、ドラマの放送開始後、多くの観光客が訪れています。
福岡から訪れた観光客:
楽しかったです。ばけばけ旅行。
大分から訪れた観光客:
朝ドラです。(大亀像が)オープニングで出てるじゃないですか。だから見たかったですね。
月照寺・板垣秀治さん:
「ばけばけ見てきました」とか、例年以上に(参拝者が)お見えになられてまして、大変賑わっております。
福島睦アナウンサー:
その月照寺、夜間には『怪談』をテーマにしたライトアップイベントが開かれています。
この八雲ゆかりの寺で11月8日から始まったのが『ライティング月照寺』。
期間限定のライトアップイベントですが、何だか不気味な雰囲気。
手には提灯…肝試しをしているような感覚です。
福島睦アナウンサー:
初代藩主松平直政公のお墓です。鮮やかですが不気味さも感じるライトアップです。怪談の世界観、かなりドキドキします。
境内を歩き、たどり着いたのは…。
福島睦アナウンサー:
うわぁ、大亀像。今にも動き出しそうな圧巻の迫力です。
赤や緑の光で照らされ、暗闇に浮かぶ大亀像。
昼間のようすと比べると、この迫力です。
福島睦アナウンサー:
人食い大亀の伝説を彷彿とさせる力強さを感じます。
訪れる人を怪談の世界へ誘う『ライティング月照寺』は12月14日まで開催。
火曜日を除き毎日午後5時から9時まで点灯されます。
福島睦アナウンサー:
夜、静かな境内を歩くのはまさに肝試しの気分でしたが、今はちょうど紅葉も鮮やかにライトアップされていて、月照寺の歴史を感じながら怪談の世界に没入することができました。ここまで、『WeekenDどう?』でした。