雪のシーズンに備え、高速道路で除雪や凍結防止の作業にあたる「雪氷作業車」の出動式が、島根県松江市で行われました。
松江市の山陰道「松江玉造本線料金所」で行われた雪氷作業車の出動式。
NEXCO西日本の関係者など約50人が集まり、雪のシーズンを前に作業の安全を祈願しました。
雪氷作業車は、車の前方に取りつけたショベルで道路上の雪を取り除くほか、車の後方から塩化ナトリウムを散布、路面の凍結を防ぎます。
松江高速道路事務所管内の山陰道と安来道路、松江道で昨シーズン、雪氷作業車が出動したのは51日で、今シーズンは11月20日から2026年3月末まで雪や凍結に備える態勢をとることにしています。
NEXCO西日本保全計画課・吉川貴信課長:
雪道では冬用タイヤの装着とチェーンの使用、ふだんより速度を控え緊張感を持って安全に走行していただければと思っています。
NEXCO西日本は、安全のため、高速道路では雪氷作業車と適度な車間距離を取り、無理な追い越しをしないよう呼びかけています。