名古屋市は11月定例議会に、資源ごみとして出されるアルミ缶などの持ち去りを禁止する条例案を提出すると発表しました。

 市が提出する「家庭廃棄物等の持ち去りの防止に関する条例案」は、アルミ缶を始め不燃ごみや粗大ごみなどすべての家庭ゴミの持ち去りを禁止し、勧告や命令に従わない場合、50万円以下の罰金が課せられます。

 名古屋市では、2011年に古紙持ち去り防止条例が制定されていますが、金属の価格高騰を受けて、2024年度のアルミ缶持ち去りによる市の収入減少は少なくとも5100万円に上るということです。

 条例案は11月17日からの市議会で審議され、可決されれば2026年4月に施行されます。

東海テレビ
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