南米・ブラジルで大規模な竜巻が発生し、これまで6人が死亡したほか、750人以上が重軽傷を負いました。
ブラジル南部パラナ州で7日、竜巻が発生し直撃を受けたリオ・ボニート・ド・イグアスの町では、住宅の屋根などが吹き飛ばされました。
州当局によりますと、この竜巻で14歳の少女を含む6人が死亡したほか、少なくとも750人が重軽傷を負い、1000人以上が家を失って避難を余儀なくされています。
当時の風速は毎秒70メートルに達し、この町では9割の建物が被害を受けたということです。
州当局は非常事態を宣言し、被害を受けた世帯に最大5万レアル(日本円で140万円あまり)の支援金を給付する方針を決めるなど、支援に乗り出しています。