今年一年の世相を表す新語・流行語大賞の候補30語が11月5日、発表されました。12月の大賞発表を前に、街の人の中ではどんな言葉が流行ったのか取材しました。

■今年も残り2カ月…印象に残った“言葉”は?

今年の新語・流行語大賞にノミネートされた30の言葉。スポーツ関連はなかったものの、政治や経済エンターテイメントなどの幅広い分野から選出されています。

【齋藤正昂アナウンサー】
「今年も残り2カ月を切りました。街の人はどの言葉が一年を表していると感じているのでしょうか」

【10代男性】
「『働いて働いて働いて働いて働いてまいります』。(高市首相が)きりっとしてかっこいい感じで信頼できそうだなと」

【10代女性】
「『チャッピー』めっちゃ言う、ChatGPT。(Q.どんなときに使う?)ご飯が決まらないときとか」

【40代男性】
「『物価高』。今まで買えていた金額で同じ量が買えないみたいな、そういうところで感じる」

【20代男性】
「『国宝』。3回見に行った。友達もみんな見に行っている」

【20代女性】
「『ビジュイイじゃん』。曲とかも聞いていたので」

【20代男性】
「飲み会の場とかで『ビジュイイじゃん』を使って…まあまあウケはよくなかった」

■新潟駅周辺の100人に調査!1位は『ミャクミャク』

街の人からは様々な声が聞かれる中、12月の大賞の発表を前に新潟駅周辺にいた10代から80代の男女100人に対し、最も印象的だった言葉は何か調査を行いました。

3番目に多かったのがコメの価格高騰を受けて政府が放出した『古古古米』です。

【10代男性】
「コメが高くなったという話をよく聞くので『古古古米』」

【20代男性】
「『古古古米』。ニュースでよく聞いた」

【80代女性】
「よく小泉さんが言っていたから。耳にしっかり、毎日のことだから」

コメどころの新潟でも連日報道されていたことで印象に残ったという声が多く聞かれました。

続いて2番目に多かったのが『クマ』について。

【30代男性】
「クマが出たので立ち入り規制になったとかいう話をよく聞くので、人ごとではないなという感じ」

【50代男性】
「今年は全国的に被害が特に人的被害があるので。あと時期的にもタイムリーなので『クマ被害』」

【50代女性】
「日本中クマの被害が出ているのに、どうにもならないというもどかしさを感じている」

そして最も多かったのが…

【10代女性】
「ミャクミャク」

【60代女性】
「やっぱりミャクミャク」

10月まで開かれていた大阪・関西万博の公式キャラクター『ミャクミャク』。幅広い世代の人からの支持を集めました。

【20代女性】
「SNSとかでミャクミャクをけっこう見る。今でも見たりするので」

【60代女性】
「大阪万博がにぎわって、ミャクミャクも活躍したと思う」

【20代女性】
「キーホルダーの黒いミャクミャクとか、家族みんなで行って3体買ったり、鞄のウラにいっぱいつめて盛り上がっていた」

様々なことがあった今年も残り2カ月…皆さんの印象に残っているのはどんな言葉ですか?

NST新潟総合テレビ
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