新潟県内、各地で紅葉が見頃を迎えています。今回は、日本有数の大河と紅葉のコラボレーションを楽しめる阿賀町のスポットをご紹介します。

新潟・福島・群馬の三県にまたがる日本有数の大河・阿賀野川。

そんな大河と紅葉の共演を船に揺られながら楽しめるのが、道の駅・阿賀の里を拠点に周遊する阿賀野川ライン遊覧船です。

【高濱優生乃アナウンサー】
「穏やかに流れる阿賀野川に浮かぶ遊覧船が到着しました。40分の周遊、どのような景色が楽しめるのでしょうか」

船が出発してすぐに見えてきたのは、鮮やかな朱色が美しい釣浜橋。橋をくぐると、左手には日本百景の一つである赤や黄色に色づいた奥阿賀の渓谷美が広がります。

東下条駅周辺を眺め、Uターン。咲花温泉街方面へと向かいます。

【高濱優生乃アナウンサー】
「川に揺られながら、遠くに臨む赤く色づいた秋山をゆったり眺めると、心が癒されます」

刻一刻と変わっていく紅葉の景色。乗船者はその瞬間を逃すまいとカメラに収めます。

そして、阿賀野遊覧船の魅力は景色だけではありません。

【阿賀の里船事業課 佐藤孝士さん】
「山の中腹あたりに、お城みたいな建物がある。現在は使用していないが、その昔、大昔は実際に佐取城という本当のお城があって、このあたりまでは会津藩領だったと言われている」

船頭によるガイド!船に乗って学びながら景色を眺めることができます。

最後は阿賀野川を歌った舟歌で、耳と目・心で紅葉を楽しみます。

【訪れた人】
「いいですね。晴れて。だいぶ色づいてきていい」

【訪れた人】
「今が見頃だというから、天気もいいし来てみた。いかにも遊覧船でよかった」

【阿賀の里船事業課 佐藤孝士さん】
「船の中から見える景色と私たちが全力でガイドをさせていただいているが、楽しんでいただければと思う。あと1週間もすると、この辺り一面きれいな景色になると思うので、今からでも阿賀町にお越しになっていただければ」

紅葉の見頃は11月中旬まで続く見通しだということです。

NST新潟総合テレビ
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