兵庫県丹波市では、正月飾りに使われる若松の出荷準備が進んでいます。
丹波市は昼と夜の寒暖差を活かした若松の生産が盛んで、約10センチの間隔で若松を植える「密植栽培」という方法で育てられます。
刈り取られた若松は余分な枝などが取り除かれ、綺麗に大きさがそろえられます。
今年の若松は猛暑による影響が心配されましたが、色は良く出来は上々だということです。
【丹波若松生産組合・西倉寛登組合長】「一年を通して緑を保つ姿は人々に希望と活力を与えます。お正月に是非飾っていただき楽しんでもらえたらと思います」
若松の出荷準備は11月いっぱい続き、12月には全国各地に約200万本が出荷されます。