JR西日本は、福知山線脱線事故の事故車両を保存する施設が12月に完成することをうけ、遺族たちに説明会を開きました。
JR西日本は、福知山線脱線事故の事故車両を大阪府吹田市にある社員研修センターの隣の施設で保存する予定で、当面、一般向けには非公開となる方針です。
保存施設が12月完成予定であることをうけ、8日、遺族や負傷者に向けて説明会が開かれました。
【JR西日本倉坂昇治社長】「事故車両につきましても将来にわたり大切に保存し、事故の事実や悲惨さや命の大切さを伝えていくことを(参加者に)お約束させていただきました」
12月中旬には、専門家の助言を仰いだ上で遺族たちを施設に案内するということですが、「現物を一般公開してほしい」という声もあがっています。