三重県を訪問中の天皇皇后両陛下は、地元の小・中学生たちと交流されました。
8日、志摩市の近鉄賢島駅に到着した両陛下は、地元の保育園児などに「運動会は何が楽しかったですか」などと声をかけ、笑顔で手を振られました。
その後、海を題材にした絵画などが入賞した地元の小学生や中学生と懇談されました。
両陛下は「楽しそうですね。海は好きですか?」「どこの海を描いたの?」などと声をかけ、作品に描かれた特産の伊勢エビが学校の給食で提供されるという話に驚き、「どんなお料理で?」と尋ねられました。
絵画コンクールで受賞した岡田絵舞さん(9)は「ほとんど会えない人と会えてうれしかった」と話しました。
また、ノリの養殖を営む地元の漁業関係者などとも交流し、「どういうところが難しいですか」などと気遣われました。
両陛下は9日、「全国豊かな海づくり大会」に出席されます。