仙台市太白区の自動車学校では、冬道での交通事故を防ぐため、冬の道路を再現したコースを実際に走る研修会が開かれました。ポイントは3つの「急」です。
11月7日、太白区の南仙台自動車学校で開かれた研修会には、地元の企業などから14人が参加しました。
参加した人たちは凍結した状態など、冬道を再現したコースを実際に走り、横滑りやスリップを体験しました。
冬道を運転する上で重要なポイントは3つ。
急ブレーキをかけないこと。急ハンドルを切らないこと。急加速をしないことです。
参加した人
「思ったよりも、わだちの走行が難しくて、雪道は怖いなというのを再認識した」
ホテルで送迎担当
「実際にそういう場面に遭遇したら慌てるな、危険だなと思いましたので、常に安全運転を心がけたいと思いました」
仙台南警察署 富田勲交通課長
「ブラックアイスバーンといって凍っているのか、凍っていないのか分からないような、非常に分かりにくい路面があるので、スピードを控えて運転してもらえたら」
県警によりますと県内では、去年までの5年間に、冬の期間のスリップによる人身事故は578件発生し、4人が死亡、705人がけがをしています。